そしてウホ王へ・・・。

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ガチムチ帝国撤退後、荒らされた城下町の復興作業を見回りながら、ノンケ王は三男王子に質問しました。 「ところで、そなたが落城寸前に戻ってきたとき、一緒にいたガタイのよい軍隊は一体どこの軍隊なんだ?ガチムチ帝国軍を追跡して城を去ったようだが・・・余に勘当されてからソナタは一体何をしておった?」 「父上・・・実は私は勘当されてから、大陸で唯一男同士の婚姻が認められているウホ王国に身を寄せていました。そこでウホ王国の王子と正式に婚姻いたしました。勝手な行動をお許しください。あの軍隊はウホ王国の軍隊です。もちろん全員ホモです。」 「そうか。ホモを見下していた余がホモに助けられるとはな。ヤキが回ったのぅ。」 「父上、わがウホ王国は全力でノンケ王国をお守りいたします。どうかご安心を。」 「三男王子よ。今まで済まなかった。愚かな父を許してくれ。」 こうして親子は無事に和解をしました。
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