その1…ビールかけ事件

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『1、2、3……』  とっちょが数を数えてる間、悪知恵が浮かんだ僕は足音を立てないように注意しながら、とっちょの前まで近づく 『……さんじゅっ!』  とっちょが目を開けて僕らを探し出した瞬間、僕は缶を蹴飛ばした 「ばーーか!ベロベロベ~~」 『あっ……ずるい!』  とっちょがため息にも似た一言を言った後、泣き出した。  しかし、こんな事は日常茶飯事で誰も、とっちょを慰めないし、また泣いたくらいにしか思ってなかった。時間が立てば、僕らは、またいつもの仲良しに戻ってる
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