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『1、2、3……』
とっちょが数を数えてる間、悪知恵が浮かんだ僕は足音を立てないように注意しながら、とっちょの前まで近づく
『……さんじゅっ!』
とっちょが目を開けて僕らを探し出した瞬間、僕は缶を蹴飛ばした
「ばーーか!ベロベロベ~~」
『あっ……ずるい!』
とっちょがため息にも似た一言を言った後、泣き出した。
しかし、こんな事は日常茶飯事で誰も、とっちょを慰めないし、また泣いたくらいにしか思ってなかった。時間が立てば、僕らは、またいつもの仲良しに戻ってる
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