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「明日じゃなく、今ここで殺してやろうかぁ!?」
男は腰のホルスターから拳銃を抜き、冷龍の頭に突き付けた
「や、やめて!やめて下さいッ!」
そこに、冷蘭が割って入る
「んだぁ!?テメェから死ぬかぁ!?」
「まあ、待てよ。」
怒鳴る部下を宥めながら、リーダーの男が冷蘭の前に立つ
「前から思ってたんだが…お前、中々可愛いな。どうだ?ボスの愛人にしてやろうか?」
「なっ…!?」
男の言葉に驚く冷蘭
「愛人になりゃあ、贅沢できるぜ?悪い話しじゃないだろ。」
「わ、私は…私は贅沢なんてしたくありません。それに…その贅沢はここの人達から搾取したお金で成り立ったものでしょう!」
騒ぎを聞き付け、村人がザワザワと集まり出した
「ちっ!わかってねぇな…。お前が嫌だと言っても、俺達は連れてくだけだぜ。おい!」
リーダーの男は部下に命令し、冷蘭を無理矢理担ぐ
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