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あらゆる税金の免除、生活費の支給、その土地での拾得物、利益等を自分の物にしてもいい…等の好条件をつける事で、移民を募っている
その他にも、まだまだこの地に眠るレアメタル等の埋蔵物を求めて移ってくる者もいる
…とにかく、移民自体は珍しくも何ともない存在なのだ
「そういえば、貴方は道中でバイクに乗った男達を見掛けませんでしたか?」
先ほどまでニコニコしていたミリーが、急に真剣な顔付きに変わる
「バイクに乗った男達…?いや、見てないが。」
「そうですか…。」
「そいつらがどうかしたのか?」
「実は…。」
ミリーが語り始めた
ミリー達が住んでいる町は、そのバイクに乗った男達に脅されていた
金を出せ…と
出さないなら住人をさらって商人に売り付ける…と
それに対抗するために、賞金稼ぎを集めている事を…
ミリーはシロガネに語った
「なるほど…それで俺も町に?」
「ええ…貴方さえ良ければ。」
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