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「撃ってきたか…!」
ミリーを自分の背後に庇い、ホルスターからフリーガンを抜き放つシロガネ
「ヒャッハハーッ!獲物だぁ!」
先頭を走る男がそう叫ぶと、回りの男達も嬉しそうな声を上げて応える
「そんな…!手を出さない約束をしたのに…!」
自分がいま襲われている事に驚いているのだろうか、ミリーの顔が青ざめていく
「最低限の法も守れんような奴らが…約束を守れると思うか。」
シロガネは冷静な口調で、彼女に無法者どもの実態というモノを教えてやった
「伏せろ!」
銃撃が二人に襲い掛かる
震えるミリーを無理矢理伏せさせ、何とか銃弾を回避できた
「わ、私、お、応援を呼んで来ます!」
そう言うと、ミリーはジョンを連れて、町に向かって走り出した
「待て!離れるな!」
迂闊な行動に出た彼女を止めようと、シロガネも走り出す
だが、それは銃撃によって阻まれた
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