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私は手紙の内容を
読み終える前に手紙を床に
落としてしまった。
「「どうしたの?ミク?ねぇ」」
二人が訪ねてくるが
私には聞こえてこない。
「っもぉ!手紙、読んじゃうよ?」
と、リンが拾った手紙を
読み始めた。
「お久しぶりだね、ミク、そちらはどうだい?そろそろ、春になったかな?父さんが今いるのはね、青の国と呼ばれるところだよ。こっちは海ばかりで開放的でいいところだよ。いけない、今回なぜ、手紙を送ったのかとゆうとね、今、黄色の国が緑の国と戦争をしているのは知っているかな?ミクが住んでいる赤の国とは離れたところだから安心しても大丈夫。しかし、いつ他の国が攻めてくるかわからない。だから、青の国に知り合いを作っておいたよ。名前はカイル・マーロンと言って、気さくな青年だ。もしなにかあったら彼の元を訪ねるといい。それではまた、手紙の返信、待ってるよ。」
そこで手紙は終わっていた。
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