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「カイル・マーロン・・・・・」
ミクは震えている。
「ミク?大丈夫?カイルって誰?」
「リン、知らないのか?カイル・マーロンってのは」
やめて❗
双子はビックリしたのか、
飛び上がった。
「あの人の話は・・・やめて。」
「「ご、ごめん」」
ちょうど、その時、ゴーンゴーンゴーンと時計が3時を告げる音が屋敷の中に響き回った。
「あ!あら、おやつの時間だわ。」
リンが嬉しそうな顔をして
ミクの顔を覗いた。
ミクが一回だけ、深呼吸を
すると
「おやつにしましょう!今日は焼きたての・・・・・?」
「「ミク?」」
ミクが窓の外を見て
唖然としている。
「はぁ・・・・・、空気の読めない人だわ。」
窓の外、花壇の近くに立っていたのは・・・両手にいっぱいのお菓子を持ったルカだった。
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