第4章 せかいの果て

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「皇子は不老不死とゆうのを知っていますかな?」 「えぇ、書物などで何度か出てきたのを覚えています。」 「やはり貴方は博学だ。ならば今から数百年前にあったという大事件をご存じで?」 「い、いえ。存じていません。」 「そうですか・・・・・」 カムイは腰を下ろしていた椅子から立ち上がると窓際に歩いて行った。 「今はもう無き白の国で起きた大事件・・・。」 カムイが小さな声で呟いた。
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