俺の腕へ-啓-

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「おいっ洋っ!!」 綾芽が昨日、洋に返してって学ランを渡して来た。 いつ会ったのかな? まぁ、いいけど 「なんだよ。啓か。」 「失礼だなぁ…はいこれ、綾芽から学ラン」 洋は確かにこの寒いなか学ランを着てなかった。 「おぅさんきゅ-」 ニカッと笑う この前と大違い 洋が学ランを着る そして、一瞬真顔になった 「あっ…綾芽の香りがする…」 真剣に辛そう… ―バンッ 「お前ストーカーかょっ」 「は?まぁ、綾芽のストーカーなら上等だし!!」 男二人で笑った 「啓-次、理科だよ-って…何笑ってるん!?きも-…」 洋が牧野を殴る 「お前よりは俺の方がかっこいいにきまってるだろ-が!!」 俺も牧野を蹴った また幸せな日々がはじまる
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