カラメル-洋-
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一度でも手放したのが 間違いだった。 一年後 戻って来たときには 啓が、橋本啓が 綾芽の大切な人に なっていた。 あの時、 守れない なんて言うんじゃ無かった。 綾芽の横顔を 見つめて またため息が出る。 ・
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