再び-綾芽-

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―ガラッ 洋のクラスのドアを開けると同時に洋が出て来た 洋が私を見下ろす 「…あ…やめ?」 ちょっと見ない間に洋は更に大人っぽくなったように見えた 「あっごめん…誰に用事?呼んだる。」 ニコッと洋が笑った でも無理してんのみえみえだから 「洋に…洋と話たい…」 洋が真顔になる 「嫌かな?」 心配になって聞いてみた 「いゃっ…今暇だしっ…ぅんっどこで話す?」 「よかった。じゃ屋上行こう」 「おぅ」 久しぶりにみた洋の笑顔 やっぱり洋は素敵だ
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