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みきちゃんの家に行く途中、必ずと言って良い程に誰かから声をかけられます。
「みきちゃんこんにちは、どこ行くの??」
私は、かなりの人見知りな子供だったので、陰に隠れてます。
み「今からみきんち行くの!おばちゃん、今日のお洋服可愛いね!!みきも欲しいな~」
おばちゃん「ありがとう!みきちゃんはいつも可愛いわね~、大人になったらみきちゃんにあげるね☆」
いつも、みきちゃんはこんな調子で人懐っこく大人と話てました。
みきちゃんちにて
み「見てみて!これ、買ってもらったんだ!」
え「いいなー。。」
み「いいでしょ!!これを押したら、音がなるんだよ!」
え「いいなー。。」
み「みきのだから、貸してあげないよ??」
え「。。うん」
み「えみちゃんがお馬さんしてくれたら、貸してあげる」
え「。。。。」
み「嫌ならいいよ!でも、みきはおもちゃで遊ぶからね!」
え「。。。。」
ニコニコしながら、私の顔をみてきます。
子供にしてみきちゃんは、とても人の顔色を見る子でした。
特に、私が、悔しがってたり、泣きそうになったりすると、とても嬉しそうにしてました。
み「えみちゃん、つまんないし。帰れば??」
え「。。。」
み「お馬さして!!」
え「。。。うん」
み「あはは!やろうやろう!!」
みきちゃんが、私に股がります。
私の髪を手綱変わりに掴みます。
ノロノロ四つん這いになって歩きます。
み「ヒヒーンって言うんだよ!!」
え「。。ヒヒーン」
み「あはは!!」
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