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異変
気がつくと朝になっていた。
どうやら洗面所の前で寝てしまっていたらしい。
(夢だったのか……)
ふと時計を見る。
「あっ……学校行かなくちゃ……」
翔太は思い足取りで家を出て行く。
どんなに辛くても両親が行かせてくれた学校には最後まで行こうと決めていた。
しかし学校に言ってもあの夢の事が気になって講話に集中できない。
心配して友達が声をかけてくれるが、人には言えない。
辛さのあまりおかしくなったと思われたくないからだ。
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