異変

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学校に行けば友達がいる。 辛さを忘れさせてくれる。 自然と笑みがこぼれた。 久しぶりに笑った気がした。 しかし家に帰ると一人。 寂しい夜を過ごした。 ふと台所の包丁が目に入る。 「死んだら楽になれるよな……」 翔太は寂しさに耐えられなくなり、リストカットをし、静かに目を閉じた。
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