ある日

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時計の針は6時を指していた。 父は自営業、母はパートをしているがこの時間は帰ってきているはずだ。 ふと二階を見ていない事に気がついた。 階段を上ろうとすると何かに滑りそうになった。 「!?」 それは真っ赤な液体だった。 俺は嫌な予感がし、濡れている階段を一気に駆け上りドアを開けた。 俺はガクッと膝をつき目の前の光景に言葉を失った。
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