一章

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春が心配してくれるのはわかってるし、ありがたいんだが、話した事もない生徒会長様がこっちを見ていただなんて言ったら自意識過剰だよ、なんて言われそうだしなぁ 「だからなんでもないよ」 「ちぇっ、零のけち何かあってもしらないからね!」 春は少し怒った様子で自分の席へと戻って行った 「よし、お前達、席に着け。朝のHR始めるぞ?」 しばらくすると担任が入って来ていつものように学校が始まった 今は午前の授業が終わり昼休みになっている 授業中、零は昨夜見た夢と朝の事で全く集中出来ずにいた。そして今も変わらない あの夢で聞いた声って会長の声だよな?そんで朝に見られていたのって関係があるのか? 「だぁぁあ!わかんねぇ!」
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