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「おはようございます。只今の時刻は8時です。」
タイマーで起動するテレビの音で俺の1日は始まる
「あれは・・・・・・夢?」
化け物に胸を貫かれた焼けるような痛み、殴り飛ばした時の骨の砕ける音、首をはねた時の肉と骨を引き裂く感覚
夢と片付けるには余りにも生々しい
手を見ても何にも変わっていない
一階に降りて台所に入るとコンビニで買ったままの弁当
何一つ変化の無い家の中
「あぁ、夢か、夢だよね。あんなファンタジーみたいなのが現実な訳がないもんな!」
あ、そういえば自己紹介がまだだったね
俺の名前は御影零(ミカゲ レイ)、高校一年になって1ヶ月がたった
両親は旅行で外国に行っているだろう
だからこの家には一人で住んでいるって訳
とりあえず昨夜買っておいた弁当を食べ学校に向かうとしよう
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