リストバンド

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少女の視線 ビルの屋上 柵を越えて 立っていた 人が蟻のように 見えた でも星は綺麗だった 少し強い風 髪が乱れた バランスを 取りながら 星とお話し 神様私は 悪い子ですか みんなが そう言います 私はもう 生きているのが 嫌になりました 先生なんて 死ねばいい お前たちなんて 死ねばいい 絶対許さない 絶対に許さない 私は 逃げるんじゃない これは これは お前達への 仕返しなんだ 許さない 許せない 屋上で私は 涙を流した 涙さえもう 流れなかったのに 何故だろうか 沢山流れた しばらく 星を見ていると ここに立ってる事が 全て馬鹿らしく 思えて来た 蟻のように見える 人間達 人間なんて あんなものだ お前達も あんなものだ あんなものなんだ 笑えた... 笑いが止まらなかった 少女は 屋上を後にした リストバンドに 自分の夢 隠して...
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