✨愛✨

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隆二は優しくキスをして、強く抱き締めてくれた。     隆二と抱き合える事、隆二の腕の中にいられる事…嬉しくて涙が出た。     裏切ったのはあたしなのに、許して貰うなんてズルイのに…どうしようもなく勝手だと分かっていても、あたしは隆二に戻ってしまった。     愛してる…今度こそ、隆二だけだと言い切れる。     「隆二…本当に、本当にいいの?」     「何が?」     「あたしを…許せるの?嫌なら…無理ならちゃんと言って欲しい…」     「もし俺が無理だって言ったら、結姫は俺から離れられる?忘れられる?」     「隆二に…無理とか我慢、させたくないよ。」     「そうじゃなくて、結姫は?結姫は俺と離れて…別れて平気なの?」     「やだ…けど、あたしが悪いんだから…」     「俺もやだ。だから離さない!」     「隆二…ごめんなさい…」     「謝るなよ~!俺は、今 結姫がここにいるのが嬉しい…それだけだよ。」     そう言って、隆二は優しく微笑んだ。  
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