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~side美弥~
午前の授業が終わって昼休みになったから、峻兎の方を見たら峻兎が寝てた…。
峻兎って寝るの好きだね…。
じゃなくて、起・こ・す・の!!
私は峻兎の近くに行って呼ぶ作戦をとった。
「峻兎~?」
「んあ…どうした美弥?」
…起きるの早過ぎでしょw
「昼休みになったよ?」
私が言ったら峻兎は
「飯食いに屋上行くか…」
少し眠そうに言ったから私は
「うん!」
って笑顔で返事をした。
そこから5分ちょっとで屋上に着いた。
「私、屋上に来るの初めて!」
と言ったら峻兎は
「集合写真撮りに屋上一回来たし、美弥が告白したときにも来たじゃん?」
なんて言われて思い出した…。
「忘れてた~えへへ…」
……心無しか峻兎の顔が赤くなったような…。
「美弥、とりあえず弁当食おうぜ」
と峻兎が言ってきたから
「食べよう!!」
って私は言った。
私がお弁当をあけたら峻兎が
「バランスとれてるね」
と言ってきた。
「そんなことないよ~//」
なんて言ったら
「俺のに比べれば、だよ」
と峻兎が言った。まぁ、妹が作ったとか口が裂けても言えないけど。私は期待しながら
「峻兎の見せて~」
って言ったら峻兎は
「別に良いよ」
なんて言ったから見せて貰ったら凄かった…。
とりあえず圧巻の一言だった…。
「峻兎のお弁当凄いね!!」
と言ったら峻兎は頬を掻きながら
「ありがとな」
と言った。
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