みんなの視線が痛いです

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「それってお父さんか誰かが作ってるの?」 峻兎に聞いたら 「妹が作ってんだ」 少し申し訳なさそうに言った。 峻兎に妹? 「名前は?」 「優奈だよ」 峻兎は少し自慢げに言った。 優奈ってどこかで聞いたような……。 あっ、私の妹の友達…かな? 「峻兎?妹って結構スタイル良くない?」 って言ったら峻兎は 「良いけど……何で?」 疑問を持って聞いてきたから、私は 「私の妹の友達なの」 少し興奮気味に峻兎に言ったら、峻兎は少し止まった…。と言うより考え事をしてる様だった…。 そして何かを思い出した様に私に 「もしかしたら…美羽って名前じゃない?」 って聞いてきたから私は聞いてみた。 「そうだけど…何で知ってるの?」 すると峻兎は 「何回か家に遊びにきてんだよな…」 とか言ったから私はびっくりして 「美羽は迷惑かけてない?」 と聞いた。でも峻兎は 「全然!!それの全く逆だよ!!」 なんて言った。 「と言うと?」 「礼儀正しくていい子だよ」 美羽……。人前ではいい子の振りしやがって……。こんちくしょう……。 「ていうかもう時間ないからさっさと食べようぜ」 「そうだね」
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