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「しかし美弥はホントにドジね…。彼氏に扉ぶつけられたりして」
美羽が呆れて言ったから、私は言い返して
「美羽だってドジじゃん!!最近階段で滑って足首捻挫したし!!」
って言うと
「美弥の方がドジだよ!!」
負けじと言い返してきたので、私も負けじと言い返した。
「美羽の方がドジだもん!!」
「美弥の方がドジなの!!」
「美羽の方がドジだもん!!」
「美弥の方がドジなの!!」
「美羽の方がドジだもん!!」
「美弥の方がドジなの!!」
そうこうしている私達の頭をスリッパでスパンッ!!と峻兎が叩いて一言
「喧嘩するなら余所でしろ!!」
って言った。するとスリッパが回転しながら飛んできてスパンッ!!と峻兎の頭に直撃した直後に
「ごめんね?二人とも~」
少し苦笑いした優奈ちゃんが出てきた。
いいよね…、あのスタイル…。
「ていうか兄貴!!いつまで気絶してんの!!」
優奈ちゃんが言ったら峻兎はすぐに起きて
「弁当くれ」
てか峻兎は気絶してたんだ…。優奈ちゃんは少し恥ずかしそうに
「兄貴に渡さないと学校行けないし…早く受け取ってよ…//」
そう言いながらお弁当を渡してた。
「ありがとな」
…なんだかんだでこの兄妹は仲が良いらしいね
「ていうか遅刻するよ?」
と美羽が言った瞬間に皆が凄い速さで動き出した
「美弥!!早く行くぞ!!」
と峻兎に言われたから私は
「うん!!」
と返事をした。
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