とられない様にしなきゃ

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とりあえず私達は何とか遅刻せずに教室につけた…。 「「疲れた~」」 椅子に座った私達が同時に言ったら紗矢ちゃんが 「お疲れ様ね」 そう言ってくれたあとにまた声が飛んできた。 「お二人とも朝からお疲れさん」 ん…?この声は…? 「峻兎?誰だっけ?」 「誰だったかな?」 と私達は小声で話していた。 「…何か俺、忘れられてない?」 ボソッと忘れられた人(私が命名)が呟いた…。 「人生そんなものよ…優架」 忘れられた人に紗矢ちゃんが話しかけた。 え?…優架?…!! 「そうだ!!峻兎!!この人峻兎の「元」友達の中村優架だよ!!」 「元はいら(ry「そうだったな~俺の「元」友達の優架だったな~」 「だから元はい(ry「峻兎?早く席着かないと怒られるよ?」 「分かってるよ」 「シクシク…」 私達がふざけていたら、優架はマジ泣きしてしまった…。 私達は何か凄い罪悪感にかられた…。 「優架?悪いな」 「ごめんなさい!優架!」 私達が誠心誠意を込めて言ったら優架は許してくれた…。 私達はもうふざけるのはこれ以降やめようと思った…。
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