とられない様にしなきゃ

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「とりあえずこれで朝のH(ry「あー!?!?」 と峻兎が先生の声を遮り叫んだ。 「小宮山!!うるさい!!…ったくHRを終わりにするから…」 しかし先生は良く喋り方が変わるな…。 でも何で峻兎は叫んだんだろ? 「真城さんは小宮山の隣が空いているのでそこに…」 「分かりました」 優子ちゃんはそう言うと峻兎の隣の席に向かい座った。 すると峻兎が優子ちゃんに 「優子…だよね?」 って話しかけた。 教室が騒がしかったけど私の耳にはちゃんと聞こえてきた…。 「もしかして…峻兎?」 って優子ちゃんも言った。 なーんだ…知り合いだったんだ…。 え…?知り合い? 「峻兎!」 私は考えるより先に言葉を発していた…。 「ちょっとごめんな」 峻兎は優子ちゃんに謝って、私の方に向かってきた。 「どうしたんだ?美弥」 峻兎は歩きながら私に聞いた。 「あの娘って峻兎の知り合い?」 私が聞いたら峻兎は 「幼なじみだよ」 って言った。 「でも何か再会したみたいな感じが…」 私が聞いたら 「優子は昔、事故に遭い引っ越したんだ…」 と峻兎は思い出す様に言った…。
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