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早速俺はその日の放課後に行動に移した。
「なあ、優子?」
「どうしたの?峻兎」
「友達と海行くんだけど行く?」
俺が聞くと優子は
「行きたい!」
そう優子は答えた。
「じゃあ優子はOKっと…あとは美羽と優奈か…」
「優子ちゃんと何の話ししてたの?」
ふと美弥が話しかけてきたから
「優架達と海行くんだけど行くよね?」
って一応聞いたら
「峻兎が行くんだから当たり前だよ!」
当たり前な答えが帰ってきた。
「あとさ、美羽ちゃんにも聞いてくれない?」
って言うと美弥は
「分かったよ」
俺は安心した…。いや、まだ安心は出来ない…優奈がな…。
「……兎~?峻兎~?」
気が付けば美弥が心配そうな顔で俺の顔を覗き込んでいた。
「ごめん、ちょっと考え事してたわ」
「優架と海行くのは良いけど、日にちとか決まってるの?」
……あっ……優架のヤロー……
「と、とりあえず今は参加する人を確認しただけだから、日にちとかは後なんだ」
「そうなんだ、じゃあ日にちが決まったら教えてね?」
あぶねー、全くもってあぶねー……。
「とりあえず帰ろっか?峻兎」
その笑顔100点!などと思いながら美弥と教室をあとにした…。
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