優架は気付いてるの?

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とりあえずムカつくから…。 件名 さっさと 本文 メールしないと〇〇したって警察に突き出すからな? 送信っと…。 ~♪ 早ぇ…。 ピッ… 「悪い!峻兎」 「こちら中央警察署ですが?」 「もう、悪ふざけはやめようぜっ!」 …何か優架の喋り方にムカつく…。 ていうか俺、今日だけでムカつき過ぎだな…。反省…。 「もしも~し?聞こえてる?耳糞とってる?鼓膜破れてる?」 …マジムカついてきた…。 「とりあえず、今から三分以内に俺の家に来い」 「え?ちょっ…着替え…」 ピッ…。 ん?………ヤベッ…。米研ぎ当番俺なの忘れてた…。俺オワタYahoo!\^o^/ とりあえず急いで炊くか…。 ガチャッ…タッタッタッタッ…ツルッ…ドドドン!ドン!←部屋から出て、急いで階段を降りたら、足を滑らせて落ちた音(峻兎と優奈の部屋は二階にあります) 「痛っつー…湿布何処だっけ?……って俺しかいない…」 そう呟いた瞬間… ガチャッ… 「ただいま~」 優奈が帰ってきた。峻兎は痛いのを堪えて 「おかえり~」 そう返事した。 「兄貴…何やってんの?」 「階段から落ちた」 「分かったよ…」 峻兎には優奈が救世主に見えた…。
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