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ボールの中は以外と快適だった。
密閉された空間ではあるが、息苦しくなる事は全くなく、外の音や声が聞こえるので、孤独感もそれほど感じない。
それにわりと広さ(見た目8畳間ぐらいだろうか)があり、寝転がってもまだ十分スペースがあった。
室温(ボールの中の温度)もあったか過ぎず、涼し過ぎずといった感じで居心地がよかった‥。
しばらくしてふと投げれたような感覚がする。
気が付くと地面の上にいて目の前には女の子、隣にはヒノアラシがいた。
2人:「「これからよろしくね イーブイ!!」」
トモヤ:「…………」
突然2人から声を掛けられるが、何が何だか解らず黙り込んでしまう。
女の子:「…も~う我慢できな~~っ‥」
それが聞こえると同時に地面から足が離れる。
トモヤ:「!!!!」
体が持ち上げられ胸元で強く抱きしめられる。
トモヤ:「!?!?!!!!ぃたいたたたたっつっ潰れるっ」
さらにはほお擦りまで…
トモヤ:「………………」
女の子:「わたしっ本物の生きたブイズを抱きしめるのが夢だったの~~~っ!!!!!!!!」
友也は白目を向いていたのだった……
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