旅のはじまり

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ヒノアラシ:「どうした?元気なさそうだけど」 トモヤ:「わっ!?ヒノアラシがしゃべった!!」 ヒノアラシ:「何言ってるんだよ!君はイーブイなんだろ、ポケモン同士が話せるのは当たり前のことじゃないか!」 トモヤ:「そ…そうだよね……僕イーブイになったんだから話せるのは普通だよね………」 まだ慣れないせいか、ポケモンが話すということがまだにわかに信じられない…。 ヒノアラシ:「まるで自分がポケモンじゃなかったみたいな言い方だな、本当に大丈夫か?」 トモヤ:「じ…実は…―――」 友也は人間だったこと、夢のこと等、自分のことをヒノアラシに話す。 ヒノアラシ:「そうだったのか……君も大変だな…」 トモヤ:「えっ!信じてくれるの!?」 ヒノアラシ:「もちろん!!だって俺達仲間じゃないか!!」 トモヤ:「ほ…ほんとに!?…ありがとー!!!!」 友也は涙目になってヒノアラシに抱き着く。 ヒノアラシ:「わっ!!」 普通なら疑いそうなのに、ヒノアラシは素直に聞き入れてくれた。しかも仲間だって言われたことにとても感動してしまった。
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