283人が本棚に入れています
本棚に追加
周り(少し上)を見渡すと、窓がありそうな場所が全部吹き抜けになっていて、辺り一面に空が見える。
そこを見ながら歩いてるとなんだか空中を歩いているようで気分がよかった。
ヒノア:「ブイ!!危ない!!」
ブイ:(ビクッ)!!
ヒノアの声にびっくりして立ち止まってしまう。
ブイ:「えっ!?何?……!!!!」
ふと足元をみると左前足(本当は左手と言いたい…)が通路スレスレで、もう一歩進んでいたら足を踏み外して落ちるところだった……
下を覗き込む…
もし落ちてたらなんて想像してしまい、背筋が凍るような感覚に襲われる。
ブイ:「…あああありがと……ひ…ヒノアが…いなかったら…た…多分僕死んでた……」
ヒノア:「ブイ大丈夫か!?顔がひきつってるぞ」
ブイ:「だ…大丈夫だよ!」
空を見みながら歩いてたら危ない方向に向かってたみたいだった。
ヒノア:「俺もブイが落ちるところは見たくはないからな……止められてよかったよ」
ブイ:「う…うん…(はぁ~…危ないって自分でもわかってたのになんでこうなっちゃうのかなぁ…
…もしかして下で感じた嫌な予感はこれだったのかもしれない……)」
最初のコメントを投稿しよう!