私は猫

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「ンニャァ~」 「…ヒッ!?」  あまり良くない余韻に浸っていると、後ろから音がして、驚いて振り返るとそこには灰色と白の毛の子猫がいた。いつの間に飼い始めていたのだろう。全く知らなかった。  猫は尻尾をゆっくり左右に振りながら近付くと、私の足に擦り寄った。ふわふわで、少しくすぐったいけれど、心地好かった。
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