私は猫

5/21
前へ
/30ページ
次へ
「あれ?もしかして……」    私は全くその気配に気付いていなかったから、驚いて振り返った。   「きゃっ」 「おっとぉ。」    思ったよりずっと近くに彼がいた。で、少しぶつかった。そこには、「弟」の彼の面影なんて無くて、ちゃんと男の子の顔をした私より背の高い彼がいた。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加