彼の記憶装置

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部屋を出ると、向かいの壁にもたれている、俺の友人こと杉並龍源(スギナミリュウゲン)がいた。 「おせぇよ。飛行機飛んじまうだろ。」 「悪かった。」 少しイライラしている龍源に対して、俺はとりあえずの謝罪をする。 「それより早く行こうぜ。」 そう言って、龍源は俺の手をつかみ… 次の瞬間には.B.D.C所有の空港だった。 今更だか龍源は超能力を持っている。 瞬間移動と言ったところか。 厳密には違うのだが説明は後々。
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