7人が本棚に入れています
本棚に追加
1、こころ。
「助けて!たす…け…」
私はなぜか荒れるかわで溺れていた。
ゴオォォ水の中はそんな音しか聞こえない。
「ハル!!まってろぉぉ!!」
私の名を呼んだ男の子は大雨で荒れた川に飛び込む。
飛び込んだと同時に水しぶきが飛ぶ音がバシャンとなった。男の子は私に近づいてくる。そして私は、男の子にしがみついて絶対に離れなかった。怖かった。
男の子は暴れてなにをしてるかわからない。
泳げないのだろうか。なぜ?さっきは泳いでいたわ。パニックになっているところで目が覚めた。
ぱっ
「はっ…はぁはぁ…夢かぁ…」
最初のコメントを投稿しよう!