1、こころ。

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「わあぁあ!!!!!!」 心臓が飛び出るほどビックリして、正座した。 「おめぇさっきからいちいちうぜぇ」 男子は頭を乱暴にかきながら文句を言ってきた。 なんで男子がここにいるの~!!? いやいや男子はいてもいいのか。てか鍵空いてるんだから他にも人がいて当然か!! 気づかなかったよぉ…… 「あ、あのう…なんでここに…?」 私はとりあえずきいてみた。 「いやいつもここにいるから。それよりお前、今日ずっとここにいるよなぁ? そっちこそなんでいんの?」 「えと…人を待っています。放課後にくるの。」 「ふぅん。サボリか」 「そうです。ってかなんでずっとここにいること知ってるの!?」 「ずっと見てたから。」 「えぇぇえぇっ!!!」 「友達とな。」 と指を指してる方を見ると茶髪の不良が安らかに眠っている。 「えぇぇ!!」
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