1、こころ。

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1、こころ。

「助けて!たす…け…」 私はなぜか荒れるかわで溺れていた。 ゴオォォ水の中はそんな音しか聞こえない。 「ハル!!まってろぉぉ!!」 私の名を呼んだ男の子は大雨で荒れた川に飛び込む。 飛び込んだと同時に水しぶきが飛ぶ音がバシャンとなった。男の子は私に近づいてくる。そして私は、男の子にしがみついて絶対に離れなかった。怖かった。 男の子は暴れてなにをしてるかわからない。 泳げないのだろうか。なぜ?さっきは泳いでいたわ。パニックになっているところで目が覚めた。 ぱっ 「はっ…はぁはぁ…夢かぁ…」
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