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それはしょうがないことだった、死にに行くようなものだ 「確かに今回の戦はかなり厳しいものになるだろう、だが、俺はこんな戦いで死ぬつもりはないし、お前たちを死なせるつもりもない…」
兵達がざわめき始めた、それも当然だろう、たった50の部隊で三倍以上の相手と戦うのだ、まず無理だと思うだろう
「こちらには現役を退いてはいるがもとファイブマテリアルだったゴル爺…いや、ゴルギン副部隊長がいる。彼の能力を使えば勝算はある」
「若様、それはどのような作戦なのですか?」
「それは現地についてから説明する、それでは皆、装備を確認しろ!出陣だ!」
「「「おおおぉぉぉぉぉ!!!!」」」
その雄叫びは空高く響き渡った…―――――――
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