・・・首飾り・・・

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ぐぬぅ・・・、しかしだ!! デザートにパンまで・・・、こ・・・これは、俺の明日の朝食まで準備される話ではないか・・・ いやいや、待て!待て!待て!! くそぉ・・・誘惑に打ち勝つのだ! 頑張れ!俺!! ヒライ「おい!いつまで百面相してんだよ?! で・・・決まったか?」 百面相?! くそっ!! 朝食ゲットに悩み過ぎたか・・・(汗) ユウキ「・・・、なぁ・・・、朝食分は魅力だが、晩飯は? 第一、話の内容次第では・・・他にも要求するかもしれないし、もしかしたら断るかもしれない。 ということで、軽く話せ!!」 よしっ! エライぞ!俺!! 昼飯や朝飯だけで終わらせるな! ・・・って、あれ?! 俺、引き受ける気満々なのか・・・(汗) ヒライ「ん~・・・、話すより渡す!ほれ、受けとれ!」 そう言って、平井が鞄から出したモノは・・・(汗) ユウキ「うおぉぉぉぉぉーっ!!」 思わず俺は平井から離れた。 ヒライ「あっ、そんなにか?ふ~ん・・・、そうなのか・・・。」 ユウキ「平井!どこでそんなもん拾って来たんだよ!!」 ヒライ「ん?これ・・・、これは・・・うちの隣の美紀ちゃんが、助けてくれって言うからさ! ユキなら大丈夫だろうと思って預かった。」 ユウキ「んなもん、勝手に引き受けるな!預かるな! っていうか、そんな普通に手にしてるお前が信じられない!」 ヒライ「?・・・って言われても! 俺には、ただの髪飾りにしか見えないんだが・・・。 これ・・・何かあるのか?」 ?! これ・・・何かあるのか?だと? 助けてくれって預かったのに・・・理由も聞かずに預かったのか?(汗) ユウキ「平井、もしかして・・・、何も話を聞いてないのか?」 ヒライ「うん!!聞いてない。 助けてって涙目で渡されただけだ!」 いや・・・おい・・・(汗) そんな自信満々な態度で・・・ はぁ~・・・ こいつは・・・ 本当に・・・大丈夫か? ん? 平井の・・・?! ユウキ「平井!!手を放せ!!」 ヒライ「えっ?なんだよ?」 ユウキ「いいから、早く放せ!!放せよ!!」 俺の真剣な表情から、平井は手に持っていたモノを放した。 当然だが、カシャンッ!!と音をたてて地面に落ちる・・・。
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