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「か～めは～め…」
オタクの1人が必殺技を繰り出そうとしている!!
俺は攻撃するのがわずかに遅かった。
「波っ！」
バキッ!!
俺は惜しくもオタクに負けた。
「紙一重か…
まさかやつらが(しょうてい)の使い手だったとは。」
悔しがっている俺の前に
だぼついたズボンをはいた何者かが立っていた。
俺はすぐにわかった。
(不良!!)
仲間を大事にする不良!!
やはり助けに来たのか!!
「やつらを頼む。」
俺は仲間に言った。
「はっ？
キメ～んだよ！なんだそのなりは？
だっせぇ格好だな！」
この後、俺はこいつにかもられたのは言うまでもない。
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