真実

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俺はかもっている不良に聞いてみた。 どうしてもわからなかった事がある。 「あの…」 「アンッ!?」 一瞬俺はびくついた! しかし勇気を出し聞いてみた。 「俺ってイケメンなのになんで酷い目にあうんですか?」 不良は目を丸くしている。 「お前本気で言ってんのか? 鏡って言葉知ってるよな? お前自分の顔鏡で見た事あるか?」 当たり前のように俺はうなずく 不良は爆笑し、1分くらい動けないでいた。 「ヒー、ヒー。 おまえ、グフッ 世間じゃお前見たいに ヒョロヒョロで 髪がアメてて フケがついてて 糸目の団子っ鼻、 おまけにたらこ唇で しかも肌油ぎってて さらにニキビやクレーターができてるやつの事をよ… 不細工っていうんだ!!」 (不細工? こいつ頭大丈夫か!?) そう思う俺をよそに不良は俺の財布からどんどん金を使っていった。
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