プロローグ

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「毎回魔法使いみたいなヤツが出て来るんだろ?どんだけ魔法好きなんだよ。俺も見てみてぇよ」 「我が儘言わないの!志季さんに迷惑でしょ!」 さっき太郎が言った通り、毎回夢にマンガとかの魔法使いが着るようなローブを着ているヤツが出て来るのだが、何を言っているのか分からないし、こちらも何も話せないというもうファンタジーというより軽いホラーだ。 「だってよぉ…」 ―キーンコーンカーンコーン― 「もうチャイム鳴ったぞ!早く戻らないと先生くるぞ」 「はい!それじゃあまた来ますね。早く行くよ太郎!」 「分かってるって!じゃあまたな志季!」 (…もう太郎は来なくていいよ) 「次は寝ないように頑張りマスか!」
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