第2話 芽生えた友情

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「っ…」 幸村は、ラケットを握りしめそのままコートを後にした。その後の真田の様子を幸村は知らなかった。 荷物を片づけて、1人寂しく帰り道を歩いた。 涙が出そうになるのを我慢していた。 「俺は悪くない…あいつが勝手に…」 そういうが、責任を感じていた。そう、幸村は『ただテニスをしていた』だけなのに―――
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