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そこに
永「おーい、あったぜ!!」
永倉さんの大声が遠くから聞こえた。
「は?
マジ?」
永倉さんの あったぜ の声が頭の中で繰り返される。
マジで言ってんの?
こんな時代に私の荷物なんてあるわけない…。
第一ありえない。
永「ほら。」
「…ありえない。」
いつの間にか永倉さんは来たらしく、私の目の前に見覚えのあるお泊り用の黒のでっかいバックとでっかいキャリーバックが どんっ と置かれた。
「マジでか…」
永「しっかし…不思議な荷物だな…。
でっかい巾着袋みたいな…てか、どっから開けんだ?」
千「大きいですね…これは薬売りの箱でしょうか?」
沖「これが君の荷物?
変な形だね。」
皆私の鞄を見てそれぞれ感想を述べた。
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