―第四章―

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原「お前何で銃なんか持ってんだ? 異国から取り寄せたのか?」 藤「それ、俺も気になってた。」 原田さんは何故だという感じでそれに便乗するように藤堂も俺もと言ってきた。 「私の仕事柄だ。 あんた達には関係ない。」 関わらないで… 原「そうか…まぁ色々あるだろうし、人に言いたくねぇことぐらいあるよな。」 そう言うとポンポンと頭を撫でた。 藤「だ、だよな!! 人には言えねぇことぐらいあるよな!! ごめんな?」 「いや、別に…。」 心が少し痛かったと同時に暖かいものが流れた… でもそれを無視し 私に心はいらない…いらないんだ…。 と自分に唱えた。 土「とにかく、お前ら解散だ。」 皆「「はーい。」」 皆腑抜けな返事をし、ぞろぞろと出て行った。 土「佐藤、お前は後から俺の部屋に来い。」 土方はそれだけ残し部屋を出て行った。
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