―第四章―

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―――――――――――― ―――――――― 「で、話と言うものは。」 土「あの銃の事だ。 話せ、何故銃を持ってるのか。 全てだ。」 冷たく鋭い目で睨んだ。 「それは出来ない。」 だが睨まれたても引かない。 ダメ… あれを言ったら… 土「どうしても言わないのか?」 「はい。」 ……………… しばしの沈黙が続いた。 土「そうか。 なら詳しくは聞かない。」 えっ? 「聞かなくていいんですか?」 てっきり拷問にかけるか、斬るかを想像していた。 土「ついさっきまで原田が言ってただろう。 無理に話さなくてもいい。 って言わなくても話さないだろう?」
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