プロローグ

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2人の名前は皇(スメラギ) 蒼(アオ)と紅(クレナイ)。 歳は13歳。 お分かりだと思うが、双子の姉妹だ。 2人は祖父の影響で普段から着物を着るほどの歴史好きに成長した。 頭がとても良く、特に幕末に関しては段違いに凄い。 運動神経も優れていて、剣道では大人顔負けの実力者達だ。 「あーぁ。もし幕末に行けたら、沖田さんの労咳を治せるのにぃー!!」 「労咳は当時不治の病だったんだよ?無理だよ。」 ぼやく紅に、蒼はきっぱりと否定をいれた。 「そんなこと無いもん!!私、幕末で労咳を治す方法を調べて、考えたんだから!!」 えっへんと胸を張る紅を見て、蒼は興味が湧いた。 「へぇ。どうやるの??」 「あのねー……」
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