シリア到着

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市内に着いてガイドブックで決めていたホテルに向かった。 自称28才シリア人がついてくると言って、聞かない。 気持ち悪い。 見れば見るほど、目が卑しい気がするし。 被害妄想かな? でも気持ち悪いんだよね。 タクシーに乗ってホテルへ。なんだか振り切るのめんどくさくて、自称28才シリア人と共に向かう。 シリアの首都ダマスカスは、思っていたよりずっと都会的!! 高層ビルもあるし、タクシーも車もたくさん走ってる!! なんといっても、道行く人の洋服が可愛い! ヒジャーブと呼ばれる、髪の毛を隠すスカーフの被り方もお洒落。 なんだか、ウキウキしてきた! そんな私のウキウキ気分を崩したのは、隣の自称28才シリア人がお前はアラビア語も英語も下手だから、俺が助けてやるという、一見優しいけど、恩着せがましい台詞。 それにイラつき、タクシーを降りた瞬間、「あなたはタクシーを降りなくて良い!私は一人でも大丈夫!ありがとう!!」とできる限り、冷たい声で言い捨て、ホテルに逃げ込んだ。 彼は少しの間だホテルの前にいたけど、諦めたのかいなくなった。 良かったー。気持ち悪いのと怖いので心臓がドキドキしてる。 ってか、思えば、あいつのバス代もタクシー代も私が払ったんじゃない?! なんだかイラついてきちゃった。
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