19人が本棚に入れています
本棚に追加
市内に着いてガイドブックで決めていたホテルに向かった。
自称28才シリア人がついてくると言って、聞かない。
気持ち悪い。
見れば見るほど、目が卑しい気がするし。
被害妄想かな?
でも気持ち悪いんだよね。
タクシーに乗ってホテルへ。なんだか振り切るのめんどくさくて、自称28才シリア人と共に向かう。
シリアの首都ダマスカスは、思っていたよりずっと都会的!!
高層ビルもあるし、タクシーも車もたくさん走ってる!!
なんといっても、道行く人の洋服が可愛い!
ヒジャーブと呼ばれる、髪の毛を隠すスカーフの被り方もお洒落。
なんだか、ウキウキしてきた!
そんな私のウキウキ気分を崩したのは、隣の自称28才シリア人がお前はアラビア語も英語も下手だから、俺が助けてやるという、一見優しいけど、恩着せがましい台詞。
それにイラつき、タクシーを降りた瞬間、「あなたはタクシーを降りなくて良い!私は一人でも大丈夫!ありがとう!!」とできる限り、冷たい声で言い捨て、ホテルに逃げ込んだ。
彼は少しの間だホテルの前にいたけど、諦めたのかいなくなった。
良かったー。気持ち悪いのと怖いので心臓がドキドキしてる。
ってか、思えば、あいつのバス代もタクシー代も私が払ったんじゃない?!
なんだかイラついてきちゃった。
最初のコメントを投稿しよう!