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次の日町に繰り出してみた。
違う人種・日本とは違う匂い・売られている物。
人の声につられて、人が集まる方に向かうと、なんだか小さなお店がいっぱいあるみたい!!
食べ物の匂いもするし!
俗に言うスーク(市場)かな?
近寄ってみると、衝撃!!
真夏なのに、魚が氷の上にぽんって置かれてる!!
しかもラップもなにもされてない。氷の山に飾られた魚って感じ。
よく見ると虫が集ってるし…これ食べるの?足下にはバケツ。中には何かわからない長い魚。
あ、おばさんが虫が集ってる魚買っていった。食べるんだ。
カルチャーショック!
魚屋さんの隣にはお肉屋さん。
皮を剥かれた動物が吊されてるのは、中国とかでもあるよね。そんな感じ。
イスラム教徒の国だから、豚は置いてないけど。
あ、ここのお肉にも虫が。焼けば大丈夫って感じなのかな。
何度も言うようだけど、今真夏なんだよね。
食中毒は?シリア人のお腹が強いの?
それはあるかも。
お肉屋さんとお魚屋さんを凝視していた私。ふっと周りを見渡すと、
360度どこを向いても、誰かと目が合います。
はは。注目の的?動物園の人気者も真っ青な見られっぷりだよ。
外国人だからかな。
見られると綺麗になるって言うし、シリアにいる間に超美人になりそうだよ。
周りを気にせず、ダマスカス探索。
よく見ていると、生ジュース屋さんがそこら中にある。
試して見たくなったので、生ジュース屋さんの中でも大きい店に入った。
メニューはない。というかあってもわからない。だって字が手書きだから汚すぎて読めないんだもん。
涙がちょちょ切れそうだよ。
女は度胸ってことで、拙いアラビア語で林檎ジュースを頼むことにした。
「ウリード アン アシュラブ アシール トゥッファーハ(林檎ジュースが飲みたい)」
せっかく頑張ったのにお店のおじちゃんは、流暢なアラブ英語で、
「林檎ジュースか?ちょっと待ってね。」と言った。
私が頑張ってアラビア語使ったのに、英語で返す事ないじゃない!!
ちょっと怒りを覚えつつ、ジュースができるのを待つ。
まず林檎を丸ごと皮付きでぽんっとミキサーへ。一個、二個、三個!!
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