2章†…宿直室の降魔師…†

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その時大分回復したのか七海が 「変な人の理由の一つがね…?実は朱里ちゃんは魔法使いなのだー!」 と、有り得ない単語を苛つかせる調子で口にしたため、夢見の表情が険しくなる 「魔法使い?あんた何言ってんのよ?そんなの存在する訳ないでしょ?あんた本当頭の中から可笑しいわね」 「確かに魔法使いは言い過ぎだな。七海、知り合いの脳外科紹介してやろうか?」 「ちょ、ちょっと…二人ともやっぱり酷いよね…」 七海はいつも通りからかわられ、俯き気味で目的地である宿直室に到着したことを伝えた 「えっと…宿直室、やっと着いたね…じゃぁ入ろっか」
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