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「やっぱり一条さんにはこの部屋の物が見えたな」
「うん、やっぱり連れて来てよかったよ」
「ねぇ…私悪趣味とか思われないかな…?」
夢見の驚きや質問に蒼空達は反応を示さずにいると、夢見が三度訊ねてくる。…本日二度目の険しい表情をしながら
「だからあんた達…ここは何?これは何?あなたは何者?」
「夢見ちゃんどうしたの?もしかして…また不機嫌…?」
「当たり前でしょ!?結城朱里さん!!質問に答えて下さい!!」
早口にまくしたて、戸惑いと苛立ちを混ぜた夢見がそう怒鳴ると
「え~私が説明するの…?仕方ないわねぇ…」
何時の間に用意したのか、人数分の適度に温められたら緑茶を出しながら、彼女は嫌々ながらもそう答え、話し始めた。
夢見の質問したここは何でこれは何かで彼女が何者なのかを…
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