2章†…宿直室の降魔師…†

9/14
前へ
/78ページ
次へ
「精神的ケアも私は好きだけど、本当の理由はここである活動をしてるのよ。」 しかし、思ってた以上に熱かったのか、それを殆ど飲まず元の位置に置き直した。 「この世に存在しえないモノの処理をする活動…かな?」 「存在しえないモノ…?それはどうゆうことですか?」 「よし、夢見ちゃん…で良かったかしら?あなたもよく知ってる警察は、どんな事件を担当してるかな?」 「一条夢見です…えぇと…大きいものなら殺人事件や暴行・強奪事件…比べたらいけないのでしょうけど、小さなものなら窃盗とか違反とかかしら…?」 夢見が名前など言っただろうか?と悩んだ顔つきをしていると 「私が何回か呼んだから気にする必要ないよー」 と、会話に交じりたいのだろうか?七海がテーブルに突っ伏しながら反応する。 「正解です。じゃぁそれらに共通することは何かしら?」 「共通…?」 夢見が必死に考え込んでいると、ここぞと言わんばかりか七海が起き上がり 「はいはい!私わかりますわかります!」 「はい、じゃぁ月波七海さんどうぞ」 彼女…七海には本当に笑みが似合う… 夢見がそう思ったのは、七海が満面の笑みで正解を出したからである
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加